実は僕
『介護士になる』
のが夢でした。
僕が小学5年生の頃〜
20歳まで
母がおばあちゃんの介護をしていました。
ばあちゃんは
かなり認知症が進んでて
よく物を取ったり
自分で排泄に行けなかったりしてました。
中学生になった僕は
そんな婆ちゃんを
許せなくなって
心ない言葉を投げつけたり
してました。。。
そんな時に
家にヘルパーさんが
来てくれるようになりました。
その方が素晴らしい方で
ばあちゃんに
優しく接するのはもちろん。
うちの母の心のケアまで
してくれてました💦💦
その人を見ていると
「身内の自分は
ばあちゃんに対して
こんなに冷たくしてるのに
他人のこの人が
こんなにも優しくしてる‼️
なんなんだこの人は⁉️」
という気持ち
そして憧れ。。。
「この人が元々素晴らしいのか
この、『介護』という職業が
人をそんな風に育てるのか
いまの僕にはわからないけど
自分の人生のどこかに
『介護』
という仕事を入れよう」
そう心に決めた
中学2年生でした。
それからスノーボードの
インストラクターになったり
飲食店で働いたり
25歳の時に
半年間職業訓練校に通って
そして憧れの
『介護士』
になりました😁
そして、就職先の
グループホームで
僕が意識したことは。
「まずは、働いている
皆さんに楽しんで
働いてもらいたい。
楽しく仕事すれば
お年寄りにも
楽しく
優しく接する事が
できるはずだから
ここを『楽しい職場』
と感じてもらえるように
僕がいつも明るく仕事
することだな‼️」
と思い。
まずは先輩スタッフさんと
めちゃくちゃ話してました。
そーすると
「アイツは女とばかり話している」
と、上司に目をつけられて
めちゃくちゃいびられましたね😅
てか、ほぼ女性しか居ない
職場なんですけどね🤣🤣
これは本当にキツかった。。。
自分の想いの方向に
成長していくことを
完全に阻止、邪魔
をされてる感じ。
「何しにここに来たんだろう」
そんな感じの
絶望感に襲われてました。
ほどなくして
僕は移動させて貰えて
新しいグループホームの
立ち上げメンバーに入れて貰えました。
それは、本当に助かりましたね。
そこで、やっと
僕は『介護』と向き合う事ができました。
自分のやりたい介護。
いま、この職場で
求められる介護。
そのギャップに苦しみました。
『どうせ、頑張って
色々な事を
イヤイヤやらせたって
10年も寿命延びんよ。
だったら
生きてる間にこれやりたかったやんよ
もう一度、あそこに行ってみたかったんよ
そーいう想いを叶える方が
よっぽど良くないですか❓』
そう、話してくれた
介護士さんがいました。
本当にその通りだと思った。
でも、その時の僕の力では
それらを叶える事ができない事も
感じていました。。。
介護って面白いと思う。
だって
こんなに思い通りにならない仕事
なかなかないよ😅
ボケた
じいちゃんばあちゃんは
次の瞬間
何をするかわからない。
だから
「あるがままを受け入れる」
否定すると
その人の心が乱れる。
そーすると、余計に介護しにくくなる。
信頼関係が築けない。
ボケてても
信頼関係 なんかあるんですよ。
そこに、ちゃんと😁
相手を思い通りにしようとする人は
本当に辛いと思う。
介護職は
「あるがまま」
を受け入れる
そんな人を育ててくれる
場所だと思う。
そうあるべきだと思う。