今までの人生で一番美味しかったかもしれない

三重県熊野市
美熊野牛の生産者
西村さんにお会いしてきました😊

会いに行く段取りだけして
本人にアポを取ってないという
かなりの荒技をかましましたが

西村さんの
優しさのおかげで
なんとかなりました🤣🤣

この優しさだから
美味しいお肉がつくられるんですね✨✨✨

短い時間でしたが
色々とここまで飲み道のりの
お話しを聞くことができました。

「牛は同じ餌
同じ種牛を使っても
環境によって
味が全然変わる」

僕が懇意にさせてもらってる
農家さんも
やはり西村さんと
似たような事を言われます。

僕は、育てる人の人柄も
味に出るのだと思ってます。

人が人を育てるときに
「誰に食べさせてもらった」
よりも
「誰に育ててもらったか」
によって
その人の人生は大きく変わるように
牛たちも
「この人と一緒に居たい」
そう思わせてくれる人なら
自ずと味が変わってくると思うんです。

西村さんの
お父さんは
牛の事を何一つ教えてくださらなかった
そうです。

理由は教えてもらえてないそうですが
「おそらく伝えようがなかったんでしょう。
言葉にできない、感覚的なもので
仕事していたんだと思います
今なら少しわかります」

高知の塩職人の
小坂さんも
「塩の声を聞け」
と師匠に教わったと
言ってました。

日本の職人さんは
そんな感性が研ぎ澄まされてるんだな
と 改めて思いました。

西村さんは
食育にも積極的に携わられてて
地元の校長先生の要望もあって

小・中学生に
「美熊野牛と触れ合って
そして、お肉をいただく」

という体験を
学校と一緒にされてるそうです。

自分たちが
『命をいただいているのだ』
という体験と
『本当に美味しいお肉をいただく』
という事を
子どものうちに
知っておく事は
すごく大切な事だと思います。

自分たちの仕事が
自分たちだけ良くなるのではなく

世の中も一緒に良くなるように
そんな風に考えられてる
気がしました。

コレからも
ずっと西村さんと
一緒に仕事できるように
僕も広島に帰ったら
また頑張ります😁