自分との対話

「自分の心の声を聞きなさい」

「内なる声に耳を傾けて」

とかって
言われる事ありますよね❓

正直
「なんじゃそりゃ🤣」

て思ってました。
特に
師匠が亡くなって
借金ができて
「何がなんでも稼がなきゃいけない」

て思ってた時
僕は、その内なる声に耳を傾ける事を
忘れてしまっていました。。。

「売上上げないと」
「借金を返さないと」
「お客さんに来てもらわないと」

そのがむしゃらさで
お店はうまくいきました。

とりあえずは。

でも、2店舗目を出した時に
崩れ落ちました。

それは、僕が
スタッフの皆んなと
「美野由人」
として繋がるのではなく
「どんとこのオーナーシェフ」
としてしか繋がってなかったから。

うーん。

表現難しいですね😅

僕は22歳の時に
スノーボードのためにニュージーランドに
2ヶ月滞在しました。

一軒家を借りて
そこで仲間と7人で共同生活を
した事があります。

そこで、1人の年下の男の子と
僕が大喧嘩になった事があります。

彼の行動に感謝が足りない事から
僕の正義が許せなかった事が
キッカケです。

喧嘩して
1週間くらい口をきかない。

周りも気を使う。

でも、いいんです。

この周りのみんなも
日本に帰ったら
会いたくなければ会わなくていい。

学校も
職場も
住む地域も

全てバラバラ。

自分が望まなければ
付き合わなければいい。。。

その時気付きました。

僕たちは普段
「こいつと喧嘩したら学校行きずらい」
「仲良くしとかないと、仕事がやりずらい」
「どんな噂流されるかわからない」

そんな、自分の本心とは
全然違う「しがらみ」
で行動を決めてる事が
あまりにも多い。

ここニュージーランドでは
「自分自身がそいつを許せるのか」
が全てでした。

つまり
「自分はどんな人間で居たいのか」

あの国での生活は
その事に気付かせてくれました。

その事に気づいて僕は
「自分よりも周りの仲間を大切にできる
そして、自ら行動できる人間になりたい」

と気付いて、自分から彼に謝りました。

すると彼は
「美野さんごめん。
俺が悪かったのに。
仲良くしたいのに謝れなくて。。。

本当ごめん。

謝ってくれてありがとう。」

泣きじゃくりながら
そう言ってくれました。

「心に刺さる」

それを体感した時に
人は抗えない。

でも、時間と環境で
その気持ちは薄まっていく。。。

何か新しい事を始める時
「うちなる声」
が聞こえてきます。

でも、その声を耳を傾け続けてないと
「恐怖心」
が襲ってきます。

そして、そのタイミングで

『やめとけよ』

て声がたくさん聞こえて来るんです。

ここが結構キツイですよね。。。

人間産まれてから死ぬまで
持ち続けれるものは
「正直に生きること」
「人に与えること」

なんじゃないかなと
今は思ってます。

赤ちゃんは
産まれてきただけで
周りの人を幸せにしてくれる。

未来を想像させてくれる。

そんな影響力を
僕は持ち続けたいと
いまは思ってます。