「さよなら」から気付かされるもの。

どんとこのアルバイトの子たちの
送別会がありました。

今回の子たちの中には

高校1年生から
「気合いと根性」
をテーマに
5年勤めてくれた子

コロナ禍で僕と2人だけで
お店をオープンさせたりして
一番苦しい時も
一番楽しい時も
お店を支え続けてくれた子

コロナで思うように出勤できなくても
お店や仲間への思い遣りで
支え続けてくれた子

大学4年生になってから
どんとこに入って来て
1年しか働いてないけど
全力で八丁堀の由季しゃんを支えてくれた子

彼ら彼女らが
どんとこを巣立って行くのは
「寂しい」
というよりは
「ワクワク」
しています。

これから社会人になって
その大きくなった
「責任」
と どう向き合って行くのか。

成長が楽しみです。

人は見失います。

きっと、のしかかってくる
責任から逃げたくなる事もある。

「どう責任とるの❓」

どうしようもなかったことに対しても
そう言われることもあると思う。

そんな時に
「なんで私が」
「じゃあどうすれば良かったんですか?」
「あなたがすれば良いじゃないですか」
「悪いのは私じゃない」

そんな気持ちが湧いてくると思う。

でも、思い出して欲しい。

「なりたい自分はどんな人」

なのか。

目の前の事をうまく行かせる事が
「なりたい自分」
に近づく方法ではない事。

自分の身に降りかかる
良い事も
悪い事も
「どんな自分で受け止めるか」
が「自分」を作って行く。

だから
「どんな自分になりたいか」
これをちゃんと決めておく事
探し続ける事が
すごく大切。

でなければ
責任から逃げる大人に
人は簡単になってしまう。

今回の送別会
本当に嬉しかった。

1次会の終わりに
まあ、僕が卒業生に
1人ずつ話させるんですけど。

みんな想いこもってて。

そしたら、
どんとこを去年卒業して
休みの日には
アルバイトとして
手伝いに来てくれる子も
参加してくれてて

その子達も自ら
「僕からも良いですか?」
て話してくれた。

「こんなみんなの事を
1人1人と向き合って考えてくれる
オーナーとマネージャー(由季しゃん)
なんて、なかなかいない 
みんなその事を理解して
社会に出て言ってください」

「社会人は歯車です。
意見なんか求められない。
いかに効率のいい歯車になるかしかない
こんなみんなの事を考えて
意見を汲み取ってくれる会社なんか
本当にないんよ」

めちゃくちゃ嬉しかった。

皆んなでお酒を飲んで
ベロベロになって。

ちょっと確執のあった子たちも
結局は肩をくみながら
お酒を呑んで

僕1人ではできなかったけど
皆んなのどんとこを大切に
想う気持ちが
そうさせてる気がした。

「なんでできないんだ」
から
「もっと理解しよう」

て気持ちに
僕が変わったら
すごくお店も変わった。

人が思い通りに動かないんぢゃないと思う。

僕たち経営者が
スタッフの事を知らなさ過ぎる。

知らない人に
言われたって響かないし
届かない。

僕たち経営者が
「理解者」
になれば
支え合える関係になれると思う。

2次会も夜中に終わって

帰りに嫁さんと
「、、、やっとここまで来たね」

少し泣いてました。。。